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Author:鳥吉-Toriyoshi-
【自己紹介】 現役バリバリの工大生です。 ・【趣味】は、TVで野球観戦、古本屋での立ち読み、写真撮り、モノ書きの真似事 ・【好きなもの】は、塩分の多そうなもの(例:塩辛)、甘いもの ・【嫌いなものは】、熱くて、辛いもの(例:カレー)、苦いもの ・【好きな小説】は、「空の境界」、「老人と海」、「ホームズシリーズ」 ・【好きな作家さん】は、奈須きのこ、ヘミングウェイ、コナン・ドイル、星新一 ・【好きな漫画】は、「トライガン」、「ブリーチ」、「うしおととら」、 ・【好きなジャンル】は、アクションファンタジー、伝奇小説 ・【好きな歌手】は、「CHAGE&ASKA」、「doa」、「Mr.Children」、「福山雅治」、「Gackt」 ・【好きな神話】は、北欧神話。(何気に私の小説に出そうかなと、思案中・・・。)
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初心者ですが、空想妄想その他もろもろを働かせて必死に書いていますので、よろしかったら見てやってください。
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chapter.59『Nameless Wizard』
「・・・・・名前が知りたいんだっけな・・。」
過信ほど、愚かなモノはない。ましてや、戦いの場において詰みを誤ることはそれだけで『死』を意味する。 目の前で立ち上がる男の姿を見て、絶句する傀儡師の表情からは余裕が消えていた。
「バカな・・・。何故・・・何故・・・死なない?!」
「死んだよ。とりあえず一瞬な。でも、あれじゃたりねぇよ。傀儡師。心臓貫いただけで何を満足してるんだ?そんなの俺には半殺しにすぎないぞ?」
心臓を貫いただけで半殺し程度・・?ありえない。生命をつなぐ鍵とも言われる心臓を引き抜かれ、握りつぶしたのだぞ?ヤツの心臓はこの世にもう存在しないはずなのだ。なのに・・・なんで生きていられるんだ・・・。
そこで、気づいた。
「お前・・・・自己修復者か・・・?」
自己修復者。それは、己の体に人とは異なる時間軸を持ち、通常ではありえない速度での治癒を行う人間。だが、それにも無論、限度というものがある。
「半分正解。でも、ちょっと違うな。だいたい、自己修復は本人が生きている場合のみだろ?普通、心臓貫かれたら回復前に死んじゃうって。」
『生きている』ことが大前提で自己修復は叶う。つまり、神耶のあの状況下では、自己修復は不可能なのだ。
「ならば・・・・。なぜお前は・・・・。」
「ん?簡単な話だけどな。消去法で考えればすぐに結論はでるぞ?ようは、心臓を貫かれてもしななきゃいいんだから。」
「なにをいったい・・・」
「まだわからないか?心臓っていうのは生命をつなぐ鍵って言われてるけどさ。別にそれが体に1つだけじゃないといけないって決まりはないのさ。だからさ。俺は、自分の脳にもそれをつけただけだよ。」
ほら、これなら心臓が死んでも脳は生きてるからすぐに再生できるだろ?
と、軽々しく言うが。それこそ、人間としての、いや魔術師としても明らかにありえない領域だ。
「馬鹿な?!ならば、脳を先に潰されたら死んでしまうでは・・・」
「話聞いてたか・・・?生命の鍵が存在するかぎり、自己修復の能力は生きてるんだよ。だから脳を先に潰されても心臓が生きていればいずれ回復する。だからさ。俺を殺すためには、脳と心臓。これらを同時に機能停止にしないといけないんだ。簡単だろ?ただそれだけのことで俺は止まるんだからさ。」
確かに、弱点の知れた能力ほど、容易いものは無い。だが、それでも・・・彼の能力は常識を逸している。
「まぁ、この力も万能じゃないんだけどね。おかげで1つ副作用があるんだ。どうも、この力を手に入れてから身体の成長が止まってしまってね。」
・・・成長が止まる・・・。それはまさか・・・
「貴様・・・不老なのか・・・?」
「まぁ、そういうことになるな」
神耶は軽くそう言った。だが、傀儡師はその言葉にただただ絶句していた。
(私が・・・・私が、長年追い求めていたものが、こいつはこうも簡単に手に入れたというのか・・・?!)
「俺のは、そんな気分のいいもんじゃない。成長が止まるってことは、当時よりも髪は伸びないし、背も伸びない。爪も伸びないし、魔力も当時以上あげることはできない。俺は、当時26歳のまま、成長することができないんだからな。・・・・・おかげで、俺は世間対では存在しない(Nameless)ってことになっている。」
・・・・・・・・・Nameless・・・・・だと?
傀儡師は、今初めて目の前の存在に畏怖した。
知らない訳がない。この世界に生きている者にとっては彼の存在はタブーとされていたのだから。
「俺の名前は神耶無名(かみや ななし)・・・・元魔術師だよ」
・・・・・・・・Nameless−Wizard。
教会から名を授かる前に、禁忌を犯し、全てを敵に回したとされる史上最悪の『死なない』魔術師。
傀儡師の頭の中では、最悪のシナリオが描かれ始めていた。
<続く>
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
永遠の20代を手に入れた魔術師、神耶無名!
う、うらやましいぜ・・・。
まぁ、実際問題、いろいろとびみょうでもありますけどね。
体の成長は全部止まってしまったため、身長はおろか髪、爪、髭も一切伸びません。まぁ、どんなに接近してTVを見ても視力は下がらないっていう利点もありますが。
2008/06/13 (金) / 05:27
Nameless-Wizard Chapter.58 「Delight」 /
HOME / 長期間放置から一時的に復活・・・
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